体を使ってピアノを弾く

ピアノレッスン(ロシア奏法)を習い始めて約1か月。

ロシア奏法というのはとにかく「体でピアノを弾く」ことを最初に徹底的に身に付ける。

「手・腕ではなく体幹を使ってピアノを弾く方法を最初に体に叩き込む」と言えばよいだろうか。

ロシア奏法では背中でピアノを弾く。

「腕はおまけ」だ。

もっと言うと「背骨」でピアノを弾く、という感じが適切だろうか。

日本の「武道」にちょっと近い。

そういう意味で、ロシア奏法というのはヨーロッパ発祥なのに、とても日本的なのだ。

体でピアノを弾くことが身につくまで・感覚が掴めるまで、ある程度時間がかかるだろう。

体を意識して楽器を弾いたことなど今までなかったので、わたしにとってこのロシア奏法というのは新鮮だ。

ひょっとすると、パソコンを使ってキーボードを打つ時も同じように、手と腕は脱力して背骨でキーボードを打つよう心掛けると手が疲れないのかもしれない。

 

以前はドイツ式で習っていた

以前ピアノを習っていた頃、5年ほど前は一般的な方法でピアノを習っていた。

つまりドイツ式の「指を丸めて鍵盤の上に置いて弾く」弾き方でピアノを習った。

その後5年経過し、その間ピアノを弾く機会がなかったのは、ロシア奏法を一から身に付けるには良かったかもしれないと思っている。

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